この記事では、デグーのストレスをなるべく減らしながら、リバウンドなく減量する方法をお伝えしています。
こんにちは!きりんぽるです。
あたしポアロよ。よろしくね
皆さまのデグー、体型をキープできていますか?もしかして、いわゆるデブーちゃんになっていませんか?
デグーって、いざダイエットをしようと思っても、体重がなかなか減らず結構難しいですよね。
ネットでも、「減量にはオヤツを無くしてペレットを減らす」くらいしか情報がなく、これだとデグーにとってかなりのストレスになるのでは?と考えておりました。
これからお伝えする方法は、デグーになるべくストレスがかからず、かつ確実に痩せることができた成功例です。
みな様の愛デグーダイエットの参考になれば幸いです!
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原因を探す
急に体重が増えたら、まず最初に病気を疑って下さい。
女の子なら妊娠している可能性もあります。
元気そうなら様子見してもいいと思いますが、不安があれば一度病院で相談したほうが無難だと思います。
まずはペレットやオヤツを変えたりしていないか、運動不足になっていないかなど、原因を探してみましょう。
ポアロさんの場合の、お太りになられた理由はこちらでした。参考までに、載せておきますね
当時2歳半のポアロさんは、とっても元気な女の子です。
ずっとキープしていた体重が、去年辺りから何故かじわじわと増加。3ヶ月もしない間に、245g→270gになってしまいました。
いつも通り走り回っていて、病気の可能性は低そう。オスもいないので妊娠の可能性もありません。
お太りになる前は、食べ物の好みが難しく、むしろ痩せている子でした。
その頃から変わったこと…おやつ?チモシー?運動不足?
と考えて色々試し、行き着いた答えが、ペレットでした。
デグーのきわみです。
このペレット、めちゃめちゃ美味しいらしく、あげるとあっという間に食べてしまいます。
ペレットの好みが難しく、食べムラがあるポアロちゃんにはまさに救世主!
いつも食べていたペレットを半分に減らし、デグーのきわみを半分入れていました。
毎日こんなウマウマが食べれるなんて、幸せだわ!
今思えば迂闊でしたが、まさか規定量与えているペレットが原因で体重が増えるなんて思いもしませんでした…
どのデグーにも当てはまるわけではないのですが、うちの子の体質に合わなかったようです。
原因がなかなかわからず、突き止めるまでの間にポアロさんはぷくぷく増えました(泣)
デグーのきわみはご飯→オヤツに。
再びデブーに戻らないためにも、お太りになった原因をできるだけ特定しましょう。
体重は毎日量る
ダイエットしたことがある人ならわかると思いますが、数字で毎日、進捗を確認するのは大事です。
毎日なるべく同じ時間に量りましょう!
5gくらいの誤差は出るので細かく気にせず、だんだん減っているかの確認をしていきます。
飼い主のモチベーションにもなりますよ。
重要!ストレスを感じないようにダイエットする
ストレス…それはダイエットの敵!といっても過言ではありません。
オヤツを完全に無くし、ペレットを減らせば簡単にダイエットできるかもしれません。
しかし今まで食べていたものが急に無くなったり減ったりすると、ものすごいストレスを感じます。
まだ貰えるうちにしっかり蓄えていないと、いつか貰えなくなるのでは…と体が勝手に勘違いしてしまい、少量で太る体質に変化してしまうことがあります。
一度危機感を覚えた体は、筋肉を減らして運動量を減らして…となるべくカロリーを消費しないよう変化し、だるくて動くのが億劫になります。
人間でもダイエットに失敗する人って、極端に食べない等、やり方を間違えてリバウンドするんですよね
更に、いつもあげていたオヤツが急に無くなると、デグーは理由もわからずショックを受けます。
飼い主さんとの関係にもヒビが入りかねません。
慌てた極端なダイエットは危険です。
とにかくストレスを与えず、ゆっくり痩せること!
減量する上で一番大切なことです。
オヤツを低カロリーに変える
オヤツを食べているデグーさんにオススメの方法です。
摂取カロリーが減れば自然に痩せるので、まずは高カロリーのおやつを食べていないか、見直してみましょう。
市販の成形したタイプのおやつは食付きを良くするため、基本高カロリーです。
見た目が可愛かったり色が派手だったりするものは、そもそも体に良くないのでやめましょう。
デグーにとっては、穀物、ナッツ等もハイカロリーになるので、まずはオヤツの質から変えましょう。
パッケージの裏、原材料を見てみて下さい。
砂糖や糖類なんて入っていたら言語道断もってのほかですが、小麦などの穀物や、マメ科が入っているものはデグーにとってハイカロリーです。
毎日はあげないようにしましょう。
特ににんじん、かぼちゃは糖質が高く、デグーには与えるべきではありません。ナッツも高脂質です。
人間でいうケーキやマヨネーズみたいなもので、毎日食べたら確実に体重が増えます。
あげるときは、誕生日のご馳走くらいに留めましょう
ケチだわ
オススメなのが、葉っぱを乾燥させただけの、無添加おやつです。
特に桑の葉は糖尿病予防にもなり一石二鳥ですよ!
お家に捨てるのがもったいないおやつが沢山あるなら、小さく割ってあげるといいですよ。
一度に大きい量をもらうより、もらえた個数を数えているようなので、むしろ増えたと喜ぶかもしれません(笑)
私がよく使っている低カロリーおやつは、チモシーのきわみです。
本来はチモシー代用品の主食なのですが、美味しいみたいで食いつき◎
手で簡単に小さくできて、経済的です。
原材料にニンジンが入っているので沢山はあげられませんが、芸を仕込む時などに使っています。
他の葉っぱ系おやつについては、こちらの記事でも紹介しています。良かったら見てみて下さいね。
安物のペレット・おやつをやめる
私はホリスティックケアカウンセラーの資格を持ってるので、犬や猫のエサについて聞かれることが多いのですが、安物だけは絶対にやめて!といつもお伝えしています。
小動物だとあまり見かけませんが、時々、何故かものすごく安いフードが売られていることがあります。
原料費を抑えるために、人間が食べられない部分…つまりゴミをかき集めて成形し、食いつきを良くするための添加物を大量に加えています。
もちろん危険なのですが、日本という国は愛玩動物に対する法律が緩く、量販店で普通に出回っています。
国産、と大きく書いてあるおやつは特に危険です。海外製(特にヨーロッパ)は日本より法律と審査が厳しいので、愛玩動物のご飯は海外製がおすすめ。
安くて、しかも国産のペレット・おやつは、絶対やめたほうがいいです。
ペレット・おやつは買う前に原材料を見て、糖質が入っていないか確認して下さい。
知らないカタカナだらけのパッケージは添加物だらけです。
値段が高ければいいというわけではないのですが、安すぎるものは健康のためにやめましょう。
一度にあげるペレットの量を減らして、回数を増やす
ペレットを食べすぎて太っちゃったタイプにおすすめのダイエット法です。
1日1回ペレットをあげている人に試してほしいのが、一度にあげるペレットの量を減らすということ。
最初はトータルで同じ量をあげるのですが、少なくとも朝と晩の2回に分けてみましょう。
そこから時間をかけて、デグーが気づかないくらい少しずつ減らします。
いきなり1g減らすとさすがにバレるので、晩だけ0.2〜0.5gずつ減らして、忘れた頃にもう少し…と減らしていきます。
余裕があれば、朝はお皿であげて、晩は遊ぶときのオヤツ代わりに、小さくしたペレットを渡す等、工夫するとより効果的です。
これは血糖値を安定させて、太りにくくする方法です。
人間でも、一度にどか食いするより小分けにして食べる方が太りにくくなりますので、お試しを♪
年末に向けて太りつつあるヤツがなんか言ってるわ
チモシーは減らさないで!むしろ増やしてOK!
ダイエットなのに食べる量を増やしていいのかって感じですが、むしろ増やして下さい。
あまりチモシーを食べない子は、常に空腹感が強いので、ペレットをものすごく欲しがります。
あまりにかわいくてついついあげてしまうと…もう、おわかりですね?(笑)
そもそもチモシーが足りていないと、体が飢餓を感知して、常備性(ホメオスタシスといいます)が働きます。
ここまで読んでくださった飼い主さんならお気づきだと思います。そうです、蓄えるスイッチが入ってしまいます。
ゆっくり痩せるために、主食であるチモシーをたくさん食べて頂きましょう!
チモシーをなかなか食べないという子には、こちらの方法も試してみて下さいね
ちなみに…チモシーをさらに低カロリーのバミューダヘイやクレイングラスに変える方法もあります。
しかし、あまり栄養価のバランスが良くない+美味しくないみたいなので、食べてくれるかはその子次第です。
チモシーに混ぜて、食べてくれたらラッキー!くらいにしても、いいかもしれませんね。
あたしは食べないわよ
バミューダヘイもクレイングラスも、敷草になりました…
運動は大事!滑車をまわしたらご褒美をあげる作戦
「さ、今日からダイエットするよ!いっぱい走って!」なんて言って、頑張って走るデグーはいません(笑)
むしろ体重が増えて重くて億劫なのに、走るとか運動するとか、嫌がります。
そこで、試したことがなければ是非オススメしたいのが、運動したらすぐに褒めることです。
芸を教える方法を応用します!
やり方はシンプルです。偶然滑車を走ったタイミングで合図をして、褒めておやつをあげるだけ。
合図は、言葉で「走って!」や「ラン!」でも、笛の音でも、何でもいいです。
短いほうが覚えてくれやすいです。
走り終わったらすぐ、大げさに褒めて、ご褒美のオヤツをあげてください。
ダイエットなのにオヤツ?と思われるかもしれませんが、走る→いいことがある!と覚えることが肝心なので、最初はオヤツや好きなペレットを小さくしてあげてください。
そのうち合図だけで走るようになります。
調子に乗って、よく走ってくれるようになれば、儲けものです。
この方法で、飼い主が近づいただけでおやつを期待して爆走する子もいます。
してほしい事をした→褒めてご褒美、というのは芸を教えるときの基本になりますので、まだ芸を覚えていない子は是非挑戦してみてくださいね。
おかげでポアロさんは芸達者です
オヤツくれるなら軽いもんよ
まとめ
ダイエット成功の秘訣は、ゆっくりゆっくり痩せることです。
ポアロさんが20g減量するのに、半年くらいかけてじわじわと減らしました。
もう5gほど痩せて欲しいので、ダイエットはもう少し続けます。
肝心なのは、飼い主さんが焦らないことです!
ストレスフリーで楽しく痩せましょう!
それでは、素晴らしいデグーライフを!
ご参考になれば嬉しいです!きりんぽるでした。
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