デグーに芸を教えてみよう!簡単な芸7つのやり方と、うまくいかない時のコツ

デグー

この記事を読むと、デグーと楽しみながら、芸を教える方法がわかります。

きりんぽる
きりんぽる

こんにちは!きりんぽるです。

ポアロ
ポアロ

あたしポアロよ。よろしくね。

みなさんが飼っているデグーさん、芸は覚えていますか

うちのポアロちゃんはとても芸達者です。

ポアロ
ポアロ

オヤツのためなら軽いもんよ

私は長年犬を飼っていたので、芸を教えるのは得意です。

ホリスティックケアカウンセラーの私が、デグーと一緒にわくわくしながら芸を楽しむノウハウを伝授しますね!

芸を教えるメリット

ルールを教えるしつけとは違い、芸は教えなくても問題はありません。

しかし、芸を身につけると良いことが沢山あります。

飼い主さんとの絆が深まる

デグーはもともと仲間意識の強い動物なので、飼い主さんとのコミュニケーションが増えたら喜びます。

褒められてオヤツが貰えると、嬉しくて、飼い主さんのことが今よりもっと大好きになります。

脳に良い刺激を与えることができる

野生と違い、餌を探さなくても食べ物が手に入るペットは、日々退屈して過ごしています。

毎日同じルーティンだけで過ごしていると、脳に刺激がありません。

刺激が少ないと脳は早く老化してしまうので、いつまでも若々しくいてもらうためにも、頭を使った遊びの時間を作りましょう。

芸は脳トレにぴったりです!

筋トレになる

普段使わない筋肉を使う芸なら、筋トレになります。

ダイエットにも効果的!

芸を覚えやすいデグーの特徴

芸を教えるメリットは多いですが、中には全く芸ができない子もいます。

個性なので、芸を教える時間がストレスになるくらいなら、教えなくても大丈夫です。

あくまでも、お互いが楽しいと感じることが一番大切です。

デグ飼いさんの話を聞いていると、オスよりメスの方が覚えやすいようです。

…とはいえ、この記事を読んで下さっている飼い主さんは、是非芸を教えたいはず。

うちの子が芸ができるかどうか、簡単に見分ける方法があります。

餌を口元に持っていって、デグーが食べたそうにしたら、口元から離していきます。

付いてきたデグーさん、おめでとうございます!!芸達者の素質がありますよ。

食べ物が大好きなデグーほど、早く芸を覚えます。

芸を教える場所と必要なもの

慣れた場所のへやんぽ中がオススメ

広い場所のほうがデグーがよく動けるので、いつもの小屋の中より、へやんぽ中に教えるのがオススメです。

あまり広すぎる部屋だと散策に行ってしまうので、呼び戻しを教える時以外は、ある程度フェンスで仕切っている部屋んぽ中に教えるのが良いと思います。

オヤツ

芸ができたときに褒めるため、小さく切ったオヤツを用意しましょう。

市販のおやつは芸を教える時には大きすぎるので、なるべく小さくカットします。ペレットでも代用できますよ。

ネットではえん麦をあげている飼い主さんが多いのですが、カロリーが高いのであげ過ぎには注意してくださいね。

飼い主さんが芸を教えることに気を取られている隙に奪われてしまわないよう、100円ショップ等の小さなタッパーに入れておくと便利です。

私が芸を仕込むときに使っているおやつはこちらです。


ハイペット チモシーのきわみ 400グラム (x 1)
きりんぽる
きりんぽる

手で簡単に小さくできる上、低カロリーでおすすめですよ

道具

輪くぐりなど、芸によっては道具を使います。

必要になったら、その都度用意しましょう

早速教えてみよう!

芸は色々ありますが、覚えやすいものを7つピックアップしました。

気になるものから挑戦してみて下さいね(*^^*)

その場で一回転「まわれ」

口先におやつを持っていき、「まわれ」といいながら時計回りに誘導します。

最初は円の四分の一でもついてこれたらオヤツをあげてOKです。

徐々に距離を伸ばして、一回転を目指しましょう。

最初は大きな円でも大丈夫!そのうち慣れて、その場で回れるようになります。

まわれがある程度できるようになったら、反対周りも練習しましょう!

やり方は同じですが、言葉を変えます。

ポアロさんは時計回りを「まわれ」、反時計回りを「くるん」で覚えています。

できると助かる「ハウス」

へやんぽのあと、小屋やキャリーバックに自分から入るように教えます。

「まわれ」と同じで、口元にエサを持っていき、「ハウス」や「はいれ」と言いながら誘導します。

繰り返して、小屋やキャリーバックに入ると良いことがある!と覚えてもらいましょう。

呼び戻し「おいで」

デグーの名前を読んで、来てもらうようにする芸です。

覚えると、脱走した時に便利です。

デグーが偶然飼い主さんの近くにきたら、名前を呼んでオヤツを渡しながら褒めちぎります。

名前を覚えるまでなかなか難しいのですが、「飼い主さんの近くに来るといいことあるぞ」とまずは覚えさせましょう。

飼い主さんが名前を呼んでる→近づくとオヤツがもらえる!の方程式を作ります。

オヤツのタッパーを開ける音に反応する子は、タッパーをシャカシャカ振りながら名前を呼んたり、「おいで」と言うのを繰り返すと、少しずつ覚えていきます。

呼び戻しは時間がかかる子もいるので、焦らないことが大切です。

輪くぐり「ジャンプ」

筋トレにおすすめの芸です。

デグーよりひと回り大きい輪っかを使います。

百均で売られている麻のリースや、刺繍用の丸枠でも代用できます。

最初は床と輪を離さず、オヤツで誘導して、輪を歩いてくぐりましょう。

慣れたら少しずつ高さを上げて、ジャンプでぐぐれるよう練習します。

うまくできるようになったら、連続ジャンプにも挑戦してみて下さいね。

手のトンネル「くぐれ」

床と飼い主さんの手の隙間をくぐらせます。

オヤツで誘導して教えましょう。

手に慣れないデグーは嫌がることもあるので、無理しないようにして、ゆっくり覚えてもらいましょう。

手の上に「のって」

飼い主さんとの距離がぐっと縮まる芸です。

床に左手のひらを上に向けて置き、右手にオヤツを持って、手の上まで誘導します。

この時、デグーが乗った左手は絶対に動かさないで下さい。

最初は1秒も乗ってくれませんが、手が動かないとわかったら長居できるようになります。

慣れたら少しずつ手を浮かせて、自分からジャンプで乗ってくるように覚えさせましょう。

手が怖いと思っているデグーほど時間はかかりますが、抱っこの練習にもなるのでオススメです。

ダイエットに便利「走れ」

自分から滑車を回した瞬間に、「走れ」と合図を出します。

自発的に止まったら、すかさず褒めてオヤツを渡します。

もしかして走ったからもらえた…?とデグーが思ってくれたら儲けものです。

なかなか自分から走らない子は、オヤツで誘導しましょう。

芸を7つ紹介しましたが、まずは簡単な「まわれ」からやってみるのがオススメです。

うまくいかない時のコツ

性格にもよりますが、一回ですぐに覚えるデグーさんは稀です。

何度も繰り返してゆっくり覚えていくのですが、なかなかうまくいかないデグーさんのために、コツを伝授しますね。

飼い主さんがご機嫌であること

デグーは鳴き声でコミュニケーションを取る動物なので、口調や声のトーンで相手の気持ちや機嫌を察します。

飼い主さんがイライラしていたり、機嫌が悪いと警戒されて芸どころではありません。

まずは飼い主さんがリラックスできる環境で、ニコニコ笑顔、優しく話しかけましょう。

褒める時は、いつもより高い声で、大げさなくらいべた褒めします。

オヤツを渡して、撫でられるのが好きな子は、この時撫でてあげてもいいですね。

1対1で教える

他のデグーと一緒にへやんぽしている時などに教えると、気が散ってしまい覚えにくくなることがあります。

逆も然りで、人が多くてもやはり注意がそれてしまいます。

飼い主さんとデグー、1対1の環境がベスト。

おもちゃなども、芸を教えているときは極力減らして、飼い主さんに集中してもらいましょう。

短い言葉で教える

長い文章よりも、短いコマンドの方が覚えやすいです。

手での指示のほうが伝わりやすい子もいるので、言葉と手の仕草を組み合わせるといいでしょう。

慣れている場所や環境でトライ

初めての場所や不慣れな場所では、警戒して芸どころではありません。

カクカク動いている時は慣れるまで見守りましょう。

ベビーステップからスタート

少しずつ段階を踏んでできるようになることをベビーステップと呼びます。

いきなり完璧を求めると、うまくいかず飼い主さんが挫折してしまいます。

ほんのわずかなステップができたらオヤツをあげて褒める、を繰り返してだんだん理想に近づけます。

ベビーステップの例を載せておきますね。

「まわれ」

  1. おやつに付いて2、3歩歩けた
  2. おやつに付いて4分の1回った
  3. おやつに付いて2分の1回った
  4. おやつに付いて一周回った
  5. 「まわれ」、の言葉で一周回った

「おいで」

  1. 飼い主さんの声に反応して顔をあげた
  2. じっと飼い主さんを見た
  3. なんとなく近くに来た
  4. 呼ばれたら近くに来た

「ジャンプ」

  1. 輪の近くにきた
  2. 輪に触れた
  3. 輪から顔を出した
  4. 地面につけた輪を歩いてくぐれた
  5. ジャンプして輪をくぐれた
きりんぽる
きりんぽる

ポアロさんの場合、「まわれ」は2ヶ月、「おいで」は1年半、「ジャンプ」は1ヶ月かけて覚えました

ポアロ
ポアロ

ステップごとのオヤツが大事よ

後もう少しやりたい、でその日は辞める

おやつを貰えてラッキー!とデグーが思っているうちに、その日の芸はすっぱり止めましょう。

一生懸命になりすぎて長々と教え、デグーが飽きてしまったり、満腹になってしまったら、次の日に退屈な思い出が残ってしまいます。

「えー、これまたやるのー、つまんなーい」とデグーが思ってしまうと、その芸をいつまで経っても覚えられません。

教える時は1つずつ、5回くらい繰り返したらその日は辞めていいと思います

時間はかかるように見えますが、急がば回れ。焦らないことが肝心です。

褒めて伸ばす

できないからと怒っていては、楽しく芸を教えるはずが本末転倒です。

うまくできなくても「可愛いヤツめ」くらいに流しましょう。

褒められると嬉しくて芸を覚えます。

ちなみに怒っていいのは、危ない行動をした時だけです。その時は低く短い声で、ダメ!と教えてあげてくださいね。

まとめ

デグーに芸を教える方法と、うまくいかないときのコツをお伝えしました。

最初はクリッカーという道具を使う方法も試したのですが、音が恐かったみたいでうまくいきませんでした。

ポアロさんの場合、言葉より仕草で指示を出すほうが、わかりやすいみたいです。

これはその子の性格によるので、言葉の指示が苦手な子は、仕草で指示を出してみて下さいね(気分はイルカの調教師!)

デグーは学習能力は低いのですが記憶力が良い生き物なので、一度きちんと覚えてしまえば、ずっとその芸ができます。

きりんぽる
きりんぽる

是非楽しんで教えてみてくださいね!!

ポアロ
ポアロ

芸はどうでもいいけど、オヤツは好きよ

それでは、素晴らしいデグーライフを!

ご参考になれば嬉しいです!きりんぽるでした。

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kirinporu

世界で一番動物を愛していると自負しているハンドメイド作家、きりんぽるです。

ホリスティックケアカウンセラーの資格を持っています。
子供の頃から家に犬がいるのが当たり前の生活をしていました。現在は愛デグーのポアロちゃんと暮らしています。

ゲーマーでオタク。
指先が器用で、ハンドメイド・絵を描くことが得意です。

岡山県在住。
おひとりさまでランチやカフェを巡るのが好き。
病気きっかけで体に良い健康的な食べ物を食べるようになり、薬膳コーディネーターの資格取っちゃいました。

デグー、さらにうちのこに似たグッズが世の中にほとんどないことにショックを受け、じゃあ私が作ってやろうじゃねーか!と衝動に突き動かされて制作活動をしています。

最近はまっていること:料理
趣味:乗馬

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