この記事を読めば、押し絵の土台になる厚紙に図柄を写す方法を、道具を含めてわかりやすく理解できます。
いろいろと試した中で一番やりやすかった方法を載せていますので、良かったらチャレンジしてくださいね♪
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みなさんこんにちは!
幻獣・動物モチーフのハンドメイド作品を作っているきりんぽるです。
よろしくお願いします(^^)
必要な材料・道具
厚紙
押し絵の土台となる厚紙です。完成すれば見えませんが、作品の一部になるので慎重に選びましょう。
文具店や100円ショップで入手できます。
紙は厚すぎるとハサミやカッターで切りにくく、薄すぎるとボンドを貼った時によれてしまいます。
色々買って、好みの厚紙が見つかるまで試してみるのが一番だと思います。
100円ショップで売られている厚紙等などは、白ではなくグレーのものや、片面のみグレーのものがあります。
モチーフが白い時に透けて見えてしまうので避けたほうが無難です。
トレーシングペーパー
モチーフを写す半透明の紙です。
画材屋さんや、文具店、100円ショップで手に入ります。適度に強度のあるものが使いやすいです。
押し絵ではトレーシングペーパーの上に作品を載せながら作業します。
貼り合わせる位置を確認しながら仕立てるので、トレーシングペーパーにはボンドがついてしまいます。
再利用できないので、安物で大丈夫です。
カーボン紙
上からなぞると黒い線が描けるものです。
お値段はピンキリですが、ほぼ使い捨てなので安いもので大丈夫。
私はダイソーで買っています。
昔の宅配便伝票を思い出しますね…笑
ボールペンまたはシャーペン
トレーシングペーパーに図柄を写す時に使います。なるべく細いものの方が使いやすいです。
文具店やホームセンターでよく買いますが、お家にあるもので大丈夫です。
私はジェットストリーム0.38を愛用しています。
あると便利な道具
色が出なくなったボールペン
カーボン紙から厚紙に図柄を写す時に使います。
こちらも先の細いボールペンだと使い勝手がいいです。
私はついうっかり、インクが出ないことを忘れて普通に使おうとするので、マステを巻いて印にしています(笑)
ペーパークリップ
厚紙、トレーシングペーパー、カーボン紙を、重ねた時にずれないようにするものです。
小さなモチーフなら必要ないですが、クリップがあると途中で手を止めてコーヒーを飲んだりできるのでオススメです。
こちらは文具店や、100円ショップの事務用品コーナーで入手できますよ。
一般的なクリップでも代用可能です!
準備ができたら、レッツトライ♪
早速、写していきましょう!
モチーフを用意します。
今回はこちらのチンチラを厚紙に写します。シャーペンで書いたラフです。
トレーシングペーパーに写す
トレーシングペーパーをモチーフの上に重ねます。
絵柄がはっきり見えるか確認してくださいね。
下絵とトレーシングペーパーは、必要であればクリップで止めます。
小さな図案なら、クリップなしでも大丈夫ですが、大きいとずれてしまうので、クリップで止めると無難です。
ボールペンもしくはシャーペンで描きます。
しもやけの指を晒して申し訳ないです…
指で皺にならないよう押さえながら、丁寧かつ慎重に書いていきます。
トレーシングペーパーは熱や湿気で、反り返ったりぐにゃぐにゃになるので、利き手の逆の指でしっかり押さえながら描いて下さいね。
写せました!今回は尻尾は後付けにするので、位置のみを書いておきます。
モチーフの周りを扱いやすい大きさに切っておきます(後でクリップでとめるので、形は四角に)
紙を重ねてクリップで止める
厚紙、カーボン紙(黒面が下)、先程のモチーフを写したトレーシングペーパーの順で重ねて、クリップで止めます。
トレーシングペーパーの向きは、完成を鏡写しにした方…つまり、裏向きにします。
そのまま写せば左右反転の押し絵ができるので、お好みで(^^)
ぶっちゃけ、クリップはなくても大丈夫なのですが、止めたほうがズレないので綺麗に写せます。
片手で止められるペーパークリップがあると便利です。
モチーフに被らないよう、余白を止めましょう。
小さなモチーフなら一箇所、大きくなるほど多めに、紙が皺にならないよう止めていきます。
止まりました!
厚紙に図柄を写す
いよいよ写しです。先の尖った硬いもので、線の上をなぞります。
転写を綺麗にするため、少し強めの筆圧で書きましょう。
中身がなくなったボールペンが便利ですが、普通のボールペンでも代用可能です。
写せました!
土台完成!
ハサミやカッターを使って、余白を切り落とします。
硬い紙だとちょっと苦戦しますが、指を切らないよう丁寧に切り抜いてくださいね。
できました!こちらを土台にして、押絵を作っていきます。
完成したものがこちら。
左右反転の色違いで作ってみました。尻尾は仕上げの段階で付けます。
裏から見るとこんな感じで、土台の厚紙が見えます。
綺麗に描くコツ
紙をいかにずらさないように描くか、が仕上がりが綺麗かどうかの境界線です。
- 写す時は動いたりずれないよう指でしっかり押さえる
- クリップを使う
- カーボン紙は引っ掻いたり傷がつかないように扱う
- ゆっくり、丁寧に書く
あとは練習あるのみです!
まとめ
いかがでしたか?
簡単にできますので、是非挑戦してみてくださいね(^^)
みなさまの素敵なハンドメイドライフを応援しています。
きりんぽるでした!
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